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「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。

麒ヶ島宗麟

人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟き、ほっと溜息をついた。

剣崎雌雄

「わしだって、平和を望んでいるのだが。」

白上虎太郎

「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどはメロスが嘲笑した。 「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」

ずんだもん

「だまれ、下賤の者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。

波音リツ

「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔になってから、泣いて詫びたって聞かぬぞ。」

青山龍星

「ああ、王は悧巧だ。自惚れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、

あいえるたん

メロスは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。

No.7

たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」

雨晴はう

「ばかな。」と暴君は、嗄れた声で低く笑った。「とんでもない嘘を言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」

玄野武宏

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